本文書は、コンテンツの品質、アーティストの真正性、そしてプラットフォームの不正利用や悪用を防止するための信頼性と安全性の確保(Trust & Safety)に関する必須のコンプライアンス基準を定めるものです。本ポリシーは、SPACE SHOWER FUGAのサービスを通じてデジタルサービスプロバイダー(DSP)に配信されるすべてのコンテンツ、メタデータ、および関連資産(以下、総称して「コンテンツ」)に適用されます。
I.Trust & Safety(不正および悪用)
ストリーム操作とプラットフォームの健全性
再生回数を人為的に水増ししたり、再生数を操作したりする行為は、SPACE SHOWER FUGAおよびDSP双方のポリシーに違反します。トラスト&セーフティに関する違反行為に対する罰則には、コンテンツの削除、支払いの保留、金銭的ペナルティ、特定のユーザーアカウントの閉鎖、さらには取引全体と関連アカウントの解約が含まれる場合があります。
- 禁止されている行為:再生回数を人為的に増加させたり、操作する行為(ボットトラフィックなど)は禁止されています。
- 人為的手段によりストリーム数やプレイリスト掲載を保証するマーケティング業者と契約しないでください。
- 操作目的の不正コンテンツ:DSPの集計システムを「操作」する目的で、不自然または操作的に、デザイン、フォーマット、メタデータなどが制作、設計されたコンテンツは禁止されています。
- AIの不正利用:人気アーティストを模倣した AI生成コンテンツなど、ユーザーを誤解させることを目的としたコンテンツは禁止されています。
操作的な手法
- 改変音源: 原盤に対する必要な権利を保有し配信している場合を除き、楽曲を早送り・スロー化・リバーブ処理などで改変したバージョン(「リミックスカバー」を含む)をアップロードすることは禁止されています。
- 欺瞞的楽曲: 隠しサンプルを含む楽曲や、既存楽曲を偽装する目的で誤ったラベリングをした楽曲のアップロードは禁止されています。
- 微細な隠蔽操作: 最小限または知覚できない程度の無音を挿入するなど、再生回数を人為的に増やすために操作された音源は禁止されています。
- 不正な再納品: 独自性や付加価値のない同一音源を複数回配信することは禁止されています。わずかな差異や、メタデータ・アートワークのみの違いによる再納品も含まれます。
- 短尺トラックの悪用: 再生回数最大化のみを目的とした不十分な長さのトラックのリリースは禁止されています。
- 音量操作による隠蔽: 動画コンテンツ内に極小またはほぼ無音で埋め込まれたトラック(いわゆる「寄生型/回避型」コンテンツ)は禁止されています。
- 非自然な再生: 自動化ソフトウェアやボット等によって生み出された再生・作成・閲覧はすべて禁止されています。
環境音による不正: リスニング時間や総再生回数を人為的に増加させる意図が明白な環境音の配信は禁止されています。
II.知的財産および権利の完全性
配信するコンテンツに関する必要な権利をすべて所有または管理していなければなりません。
権利およびクリアランス要件
- 配信権: 当社との契約では、配信する楽曲に関する必要な権利を有していることが求められます。原盤(マスター録音)を所有または管理していないトラックの配信は禁止されています。
- 完全な権利処理: 原盤(マスター録音)および基礎著作物(作詞・作曲)の両方について必要な権利を有している必要があります。DSPからクレームがあった場合、権利処理を証明する書類を提示できなければなりません。提示できない場合、必要な権利を有していないとみなされます。
- サンプリングおよび第三者IP: サンプリングを含め、リリースのいかなる部分も第三者の権利を侵害していないことを確認する責任はクライアントのみなさまにあります。必要なライセンスと権利処理を行い、サンプリング使用が許可されているDSPを把握してください。
- パブリックドメイン(PD)コンテンツ: 作曲がパブリックドメインであっても、使用する特定の録音は保護されている可能性があります。配信には原盤(マスター録音)の権利を所有または管理している必要があります。
- UGCフィンガープリンティング: ロイヤリティフリーの音源素材集(プロデューサーパック)の音源を含む場合、UGCプラットフォームでの競合を避けるためフィンガープリント登録を行わないでください。
- 無許諾AIコンテンツ: 著作権保護された録音を学習データとして使用し、権利者の許諾なく生成されたAIコンテンツは、禁止されています。人気アーティストを模倣するAI生成コンテンツ(音声、画像、肖像を含む)も認められません。
III.コンテンツおよびアーティストの真正性
欺瞞および虚偽表示
すべてのプラットフォームにおいて真正性と一貫性を維持する必要があります。
- 真正性: アーティストの真の身元は、公式書類または明確で一貫したデジタル上の実績により確認可能でなければなりません。
- 禁止アーティスト名: 「Baby Sleep Sounds」「Music for Concentration」などの一般的でSEO最適化された名称の使用は禁止されています。
- なりすまし・虚偽表示: 他のアーティストやレーベルとの関連を装い、その名声を利用するコンテンツは禁止されています。「サウンドアライク」やトリビュート楽曲など誤解を招く恐れのあるコンテンツは拒否されます。
- タイトルおよびアートワーク制限: 以下を含めてはなりません。
- URLや無関係な商品/ブランド
- 絵文字
- 一般的なSEO用語(例:「Yoga Music」「Sleep Music」「Chillout」)
- ファイル形式情報(例:.mp3)や括弧内の汎用バージョン情報
- 公式名称でない限り「AKA」の使用
- ロゴや商標
メタデータおよび製品の一貫性
- 一貫性: DSPごとに異なるアーティスト表記を行うなどの不正使用は禁止されています。
- 再パッケージ: 同一コンテンツを異なる形で再納品することは禁止されています。
- ローカリゼーション機能を使用してください。ローカリゼーション毎に同一トラックを重複アップロードしないでください。
- コントリビューター情報: 作曲者、作詞者、プロデューサー、エンジニア等のコントリビューター情報は可能な限り網羅的に記載し、その分類根拠を証明できなければなりません。
制限コンテンツおよび配信戦略
- 露骨な表現(Explicit Content): 露骨な表現が含まれた不適切なコンテンツ(Explicit Content)には、常に「Explicit Content」フラグを適切に付与する必要があります。「Explicit Content」フラグの使用は、リリース全体を通して一貫している必要があります。
- 機能的コンテンツ: Spoken Word、無音音源、効果音などはUGCプラットフォームでの音声収益化はできません。
- ノイズコンテンツ: ホワイトノイズ、睡眠用音、環境音などのノイズコンテンツは納品できません。
- 最小トラック尺の悪用: DSPの最小トラック尺要件を悪用する行為は禁止されています。
コンプライアンスへのコミットメント
SPACE SHOWER FUGAおよびパートナーは、透明で公正かつ信頼できるグローバル音楽エコシステムの構築に取り組んでいます。本コンテンツポリシーガイドラインおよびルールの遵守、とりわけ操作や不正に対するトラスト&セーフティ措置の遵守は任意ではなく、すべてのクライアントおよびそのカタログにとって必須要件です。
配信チェーンの健全性を維持し正当なクリエイターへの公正な報酬を確保するためにご協力いただきありがとうございます。
なお、本コンテンツポリシーガイドライン、個別の配信契約、および各DSPのコンテンツガイドラインとの間に矛盾が生じた場合、優先順位は以下の通りとします。
- 個別配信契約
- 各DSPのコンテンツガイドライン
- 本コンテンツポリシー